驚くべきミツバチ達 – 蜂蜜と食糧の生産に欠かせません

女王蜂

女王蜂は働き蜂・ドローン蜂そして次期女王蜂を育てるために作られた巣の小部屋で卵を育てます。ドローン蜂の小部屋は働き蜂のものより大きく、女王蜂の小部屋は水平な他のものと違い垂直にぶら下がっています。女王蜂は幼虫の間ずっとローヤルゼリーを与えられるため他の蜂より大きくなります。他の蜂は花粉と蜂蜜という通常の餌になるまで、わずか2日間のみローヤルゼリーを与えられるに過ぎません。

優秀な女王蜂は複数回の交尾で集めた最大600万の精子で受精した有精卵を一日約1500個産みます。

女王蜂は一つのコロニーまたは巣に通常1匹しかいません。次期女王蜂候補達は最後の一匹になるまでお互い戦い殺し合います(働き蜂と違い、女王蜂は刺しても自分は死にません)。産卵しなくなった先代女王蜂がまだ巣にいる場合、働き蜂が彼女を殺すこともあります。また次期女王蜂がいない場合働き蜂はすぐに次の女王蜂候補を産みます…そして優秀な女王蜂が残るまで、また死闘が繰り広げられるのです。女王蜂は6~8年生きることができますが、実際は最大でも2年ほどです。

働き蜂

働き蜂は全て雌蜂で複数回の産卵ができません。彼女達は非常に多くの役割を果たします。巣作り、巣内部温度を一定に保つ、女王蜂を産み育てる、他の蜂の幼虫を育てる、女王蜂とドローン蜂に餌や蜂蜜を与える、死んだ蜂や幼虫を外に出して巣を清潔に保つ、等々。

そして人間だけが知っている役割があります - 花粉を集めて幼虫の餌にし、また花蜜を集め巣に蓄えたものが蒸発して蜂蜜になっているのです。

巣のための花蜜と花粉集めはまた、花の受粉を助けるという大事な役割も果たしています。受粉により多くの植物は私達の食事となる実や野菜をつけ、また私達の食事となる動物の食事にもなるのです。

働き蜂には興味深い統計データがあります:

  • 1時間で約24~32km飛びます
  • 1分間で12000~15000回羽ばたきます
  • 1匹の働き蜂が生涯で作る蜂蜜の量はティースプーンの8%ほどしかありません
  • 1匹の働き蜂は1日で2000個の花を巡ります

その役割と重労働に対して、働き蜂はあまりにも報われません - 約6週間で、加齢ではなく働き過ぎで死んでしまうのです

ドローン蜂(雄蜂)

一見ドローン蜂は快適な生活を送っているように思えます。働かないのですから。蜜も花粉も集めません。食事は働き蜂から与えられます。また彼らは刺すこともありません。

ドローン蜂は女王蜂との交尾のためにだけいます。交尾は空中で行われ、あっという間に終わってしまいます。10000ほどの精子が数秒間で放出され、彼らの生殖器は千切れてしまい死に至ります - 女王蜂との交尾という特権の代償は高くつきます

ドローン蜂はそんなに多く必要ないのですが、女王蜂は12~15匹用意させておきます。生き残っても最後には働き蜂から食事も与えられず巣から追い出されて死んでしまうのですが…。彼らの寿命は90日ほどです。

© 2024 - Waitemata Manuka Honey Direct Ltd
A New Zealand owned and operated company, based in Auckland, New Zealand.
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