ワイテマタハニーは第二次世界大戦終戦後にBelin Brothersという名前で当初設立されました。50年ほど前に当時の社員Michael Stuckeyが会社を買い取り今の社名となり、Michaelの弟Neil Stuckeyとその家族により現在は経営されています。Stuckey一家はマヌカハニーの生産、UMF™の特定そしてスーパーハニーとして国際的に認知されるよう常に最前線で取り組んでおります。
Belin Brothersはほんの数個の蜜蜂の巣箱を自転車に取り付けて場所を移動しながら蜂蜜を作り始めました。数年後、Stuckey一家が経営するようになって巣箱は1500個以上に増え、また他の信頼できる独立養蜂家の10000個以上もの巣箱も取り扱うようになりました。自社の巣箱についてはワイテマタでは女王蜂の養蜂、巣箱の管理および蜂蜜の生産までの全工程を行っています。
ワイテマタの素晴らしい仕事ぶりは広く認められており、2013年の香港消費者委員会によるマヌカハニーのテストでは5つ星を受賞、2014年にはニュージーランドクリームハニーの金賞を受賞しました。
マヌカハニーの生産工程は工業的なだけではなく手作業的な面もあります。ワイテマタは長年に渡る経験で最高の蜂蜜がどこで採れるか、どのように採るのがベストかを熟知しています。
マヌカハニーの生産だけではなく、ワイテマタはマヌカハニーと同じく高いレベルの色々な蜂蜜商品を作っています。
ワイテマタは初めてマヌカハニーを輸出した会社です(1974年アメリカ・ニューヨークに輸出)。
Neil Stuckey ワイテマタハニー社マネージングディレクターおよびオーナー(妻Audreyとの共同所有)
ニュージーランドの蜂蜜業界全般において精力的に活動。
過去にはHRU(Honey Research Unit)の委員、UMF™を特定したワイカト大学の科学者との協働、NBA (National Beekeeper’s Association of New Zealand)のマーケティング委員・チェアマン・副チェアマン、UMFHAの幹部委員・チェアマン、などを歴任し、BPSCでは委員としてNZ政府とルール策定のために協働。また他にも様々な委員を務める。
John Martin ワイテマタ・マヌカハニー・ダイレクト社マネージングディレクター(ワイテマタハニー社とは別法人)
ワイテマタハニーの世界各国への配送をサポート
ご連絡は下記まで
SMS: +64 21 933 648
info@manuka-honey-nz.com
ワイテマタハニー社のマヌカハニー生産工程
巣箱の設置 – 新女王蜂と働き蜂のコロニーとなります
巣箱は1個につき1匹の女王蜂と他の蜂達が住むコロニーで、温かく保護された場所で花蜜の近くに設置されます。また蜜蜂飼育員により定期的にチェックされます。
蜂蜜の採取が可能になると、巣箱は蜂蜜工場内の抽出施設(左端写真)に運ばれスクレーパーで蜜蝋が巣から取り除かれた後、遠心分離機で蜂蜜が巣から取り出されます。蜂蜜はさらにいくつかの工程を経てドラム缶に貯蔵され、ドラム缶毎にサンプルが抽出されます(右端写真のドラム缶上に置かれているものがサンプルです)。サンプルはニュージーランド政府が認可した研究所に送られ、マヌカハニーと認められるかまたUMF™グレードはいくつとなるかを判定されます。
そして蜂蜜はワイテマタの梱包・配送施設に運ばれ、さらにいくつかの工程を経て、BPAフリー容器に詰められ保管されます。あとは最高のマヌカハニーとして届けられるだけです!
マヌカハニーとニュージーランド
マヌカハニーはマヌカの花蜜から作られます。マヌカの木はニュージーランドに原生していますが、製造工程での他の要素は違います。ニュージーランドは人類史上ではとても若い国で、多くの人が住むようになった最後の土地のひとつです。最初に入植したのは東ポリネシアから約700年前にやってきたマオリ族でした。その約300年後、オランダ人のAbel Tasmanがヨーロッパ人として最初にニュージーランドを見つけましたが上陸はしませんでした。ヨーロッパからの入植は、イギリス人キャプテンJames Cookの1779年ニュージーランド航海の後から始まりました-Tasmanによる発見から約137年後のことでした。
蜂蜜生産において最も重要な役割を果たす蜜蜂は1839年に大英帝国からやって来た一番最近の入植者です。当時の蜜蜂はドイツの黒色をした種でした。その40年後、生産力が強く特徴的な金と黒のストライプ柄のイタリア種蜜蜂が導入され、彼らはニュージーランドの温暖な気候にマッチして急速に生息範囲を広げました。ニュージーランドには蜜蜂の原生種が約30種いますが、彼らは蜂蜜を作らないのです。
マヌカハニーの生産は考え方としてはシンプルです: 蜜蜂が蜂蜜を作り人間がそれを取り出して加工する。蜜蜂は有史初期から蜂蜜を作ってきました―彼らには長年の蜜蜂作り経験があるのです。マヌカハニーを加工するようになったのは比較的最近のことですが、ワイテマタは常にその最前線で70年以上携わっています。またそのうち50年以上同じ家族により経営されてきました。
© Copyright Waitmata Manuka Honey Direct Ltd – September 2019